新聞の見出しから - 2003/11 Up DMD NIHS

豊胸手術で植物状態 美容外科医に賠償命令
東京地裁 1億7000万円

2003.11.29 日経朝刊

全身麻酔で豊胸手術を受けた後に植物状態になった。麻酔管理のミスが原因。


動脈瘤手術で意識不明 聖路加病院
カテーテル挿入欠血管に傷? 男性患者が重体

2003.11.29 日経朝刊

「手術の際に血管内を通したカテーテルなどで血管を傷つけた可能性がある。」


DNAを動画撮影 金沢大大学院 ナノレベルの顕微鏡

2003.11.28 日経朝刊

ナノメートルレベルで動画撮影できる高速原子間力顕微鏡(AFM)を開発した。生体のDNAやたんぱく質の動きを連続記録できる。


SARS消毒、家庭の洗剤でOK 感染研が確認
界面活性剤が作用 湯1リットルに5ccで効果

2003.11.28 日経朝刊

通常の家庭用合成洗剤に含まれる成分でSARSの原因ウイルスを死滅できることを国立感染症研究所のグループが確かめた。効果が確認されているのは食器・野菜洗浄用のもので、成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムもしくはアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムを16%以上含むもの。


1時間で判別のSARS新検査法 厚労省、年内にも承認

2003.11.28 日経朝刊

栄研化学は、SARSの原因となる新種のコロナウイルスを1時間程度で検出できる検査キットの製造承認を厚生労働省に申請した。


医療事故 機器が凶器に変わるとき(4)
不信生む説明不足 リスク情報も隠さずに
メリット強調 「簡単」の印象 実態知り自衛を

2003.11.26 日経朝刊


心臓の病気(8) 先天異常
妊娠5、6ヵ月でほぼ診断可能 難病でも生存率高まる
国内心臓手術の約15%を占める

2003.11.25 日経夕刊


医療事故 機器が凶器に変わるとき(3)
「他山の石」生かせず 情報共有仕組み模索
現場に届かず ネットで公開 制度ちぐはぐ

2003.11.25 日経朝刊


先端医療新たな地平 患者本位の治療志向
健康と医療フォーラム 第1回「ここまで来た未来の医療技術」
基調講演 倫理問われる「進歩」 再生医療など指針望む声
ロボット手術に応用 細かい作業可能 再教育が課題に
IT化の行方 画像の情報共有 信頼関係が基盤
画像診断の進化 新技術普及こそ より早く詳細に 光エコー臨床へ 患者の負担軽減
遺伝子診断:薬の効き目予測も 再生医療:皮膚など修復実用化
画像診断:体の横断面を写す ロボット手術:胆のう摘出など応用
電子カルレ:医療ネットワーク構築

2003.11.25 日経朝刊


医療事故 機器が凶器に変わるとき(2)
「医師万能」の落とし穴 チームで「機器管理」
深まる依存度 高度技術に盲点 専門家が担当

2003.11.24 日経朝刊


細胞内物質詳しく観察 オリンパス レーザー使い顕微鏡

2003.11.24 日経朝刊

生きている細胞内で起きる物質の振る舞いなどを詳しく観察できる新型顕微鏡を開発した。


ロボット手触り感知 東大が人工皮膚 握った物の形を推測

2003.11.24 日経朝刊

プラスチック製フィルムの内側に、圧力を感知するトランジスタをびっしり詰めた。


マウスES細胞遺伝子 3万4000個を特定 放医研

2003.11.24 日経朝刊

ES細胞中の遺伝子を同時に測定する技術を開発。開発した技術はヒトES細胞の解析にも使える。


豚細胞使い人工腎臓 透析、人体に近づく
血液の成分吸収 ホルモンを生産 東海大など

2003.11.24 日経朝刊

従来からある老廃物を除去する人工透析装置に、有用成分吸収・ホルモン産生装置を組み合わせた。有用成分吸収・ホルモン産生装置は中空繊維でできており、繊維の穴の内側を豚の腎臓の細胞で覆い、糖などの有用成分を吸収し、ホルモンを作る。


医療事故 機器が凶器に変わるとき(1)
技術に人が追いつかない 医師の研修充実急務
動物で手術訓練 学会が認定制度 診療範囲を限定

2003.11.23 日経朝刊


シックハウス症候群起こす建物 所有者に建て直し義務

2003.11.22 日経朝刊

改正建築基準法では、シロアリ駆除剤クロルピリホスは使用禁止。内装仕上げの場合、ホルムアルデヒドを使っていない建材か、使っていても微量な建材しか使えない。居住部分の換気設備の設置も義務化。


生物・食品試料傷つけず テラヘルツ波で分析 岩手県立大

2003.11.21 日経朝刊

テラヘルツ波という電磁波を使い、生物や食品を分子レベルで分析する研究プロジェクトを始める。手術をせずに体内の病巣を特定したり、食品に危険な物質が混入しているかどうかを判別できるようになる。


微量のだ液でストレス判定 産総研、4分以内

2003.11.21 日経朝刊

だ液に試薬を混ぜて反応させた後、表面に微細な溝を刻んだチップに垂らして分析する。チップに電圧を加えてだ液中の成分を電気的に分離する。ストレスを感じると分泌されるカテコールアミンを検出する。


聴診器型の電子顕微鏡 東大・堀場が超小型化

2003.11.21 日経朝刊

観察する対象に密着させた上で内部の空気をポンプで抜いて真空にし、電子ビームを当てて観察する。全体をカバンに入れて持ち運べるようにする考え。


ヒトES細胞の提供規則案承認 京大倫理委

2003.11.20 日経朝刊

京都大学再生医科学研究所の倫理委員会は、同研究所が作ったヒト胚性幹細胞(ES細胞)を使う3件の研究計画を承認した。


ゴムバンドは採血前に外して 厚労省「逆流を防止」

2003.11.18 日経夕刊

採血管に抜き取った血液の逆流を防ぐため。


電気ショックで心拍回復 除細動器
一般開放条件巡り初会合 厚労省、来年度前半に結論

2003.11.18 日経夕刊

自動体外式除細動器(AED)を医療従事者や救急救命士以外の一般の人が使う際の条件を検討する。


心臓の病気(7)大動脈瘤
動脈硬化や高血圧に注意 5センチ以上で手術検討
年間手術例6200件 半数強が「真性」

2003.11.18 日経夕刊

真性大動脈瘤では、人工血管置換術が基本。最近は、太ももの付け根の動脈からカテーテルを入れて、瘤の部分に人工血管を置いてくるステントグラフト内挿術が増えてきた。


圧迫帯自動で巻き付く 松下電工

2003.11.18 日経朝刊

圧迫帯が自動で巻き付いて測定する家庭用上腕血圧計。巻き方のばらつきによる測定の誤差が抑えられる。


医療・バイオ企業 神戸に集積進む
研究機関呼び水に50社 再生医療から健康関連
地元企業も参入 手術器具など開発 販売網開拓、各社連携で

2003.11.17 日経夕刊

神戸市が展開する医療産業都市構想が進展してきた。理化学研究所発生・再生科学総合研究センターや先端医療センターなどの研究機関が整備され、進出企業は50社近くに達した。


磁性粒子使い細胞効率培養 名大・小林教授ら

2003.11.17 日経朝刊

酸化鉄の微粒子を細胞に取り込ませて磁石で集めると、細胞同士がうまく接着して立体的な組織を作りやすくなる。


患部に薬物運ぶ技術 カプセル活用
産総研 動物実験に成功

2003.11.14 日経朝刊

直径約100ナノメートルのカプセル。カプセル表面には、炎症を起こした部分に近い血管内壁に多く存在する「レクチン」にだけ結びつく物質を取り付けた。


花粉の影響、抑制効果 ライオン

2003.11.13 日経朝刊

花粉の影響を抑える働きのあるマスク。泥の中に存在する成分「スメクタイト」を使った高機能湿式フィルターを開発し、マスクに重ねて使用。


細管誤挿入で脳死状態 東京医大病院
医療過誤認める

2003.11.11 日経夕刊

「中心静脈カテーテル」の挿入でミス。


心臓の病気(6)心筋症
拡張や肥大など心筋に異常 移植せず手術でも改善
拡張型の原因解明へ研究進む

2003.11.11 日経夕刊


高機能繊維開発 帝人、タイに拠点

2003.11.8 日経朝刊

衣料用の高機能繊維事業を強化するため。


血液RNAで疾病検査 タカラバイオ チップ来年発売

2003.11.6 日経朝刊

大阪大学微生物病研究所・野島博教授らが開発、実用化した。RNAを使って診断するチップは世界初。遺伝子の塩基配列を調べる従来のDNAチップと異なり、RNAの状態を調べるだけなので、プライバシー侵害の心配がない。


骨の再生医療向け培養装置 オリンパス開発

2003.11.5 日経朝刊

患者から採取した数ミリリットルの骨髄液から骨を修復するのに使う「培養骨」をつくる装置。


豊田通商と岡崎国立共同研教授 ヒトゲノム1日で解析
開発へ米に新会社

2003.11.5 日経朝刊

患者一人ひとりに最適な治療をするテーラーメード医療の普及につながる。


リプロセル 再生医療用の細胞研究

2003.11.5 日経朝刊

「多分化能」を持つ胚性幹細胞と造血幹細胞の研究。


がんの重粒子線治療法 普及へ一歩
放射線照射 従来より威力 入院・検査に保険適用

2003.11.4 日経夕刊

重粒子線治療法は、炭素イオンを加速して患部に照射する。エックス線やガンマ線を利用する通常の放射線治療に比べ、体の奥深くにあるがん細胞に集中照射できる特徴がある。先端医療を受けやすくする「高度先端医療」扱いになった。


心臓の病気(5) 弁膜症
血液が流れにくくなり心臓に負担 弁の修復や人工弁で治療
日本の機械弁比率欧米より高く85%

2003.11.4 日経夕刊

機械弁は丈夫で20年以上持つが、弁に血栓ができやすい欠点がある。生体弁は10−15年で壊れるので耐久性に問題がある。


化学物質データ一元化 審査体制整備へ
3省の2万8000種、来年度から

2003.11.4 日経夕刊

厚生労働、経済産業、環境の3省は、各省ごとに管理している約28000種に及ぶ化学物質の特性や有害性などのデータを一元化するシステムを構築する。改正化学物質審査規制法が2004年度に施行されるのを受けた措置。


治験の患者負担軽減 アイロムとリージャー
採血量1000分の1に

2003.11.4 日経朝刊

必要な採血量を従来比で500−1000分の1にまで減らせる小型採血器具。数滴の血液を入れると遠心分離装置などを使わずに、血しょうと血球を分離できる。


医療機器のメンテナンスは万全か? 臨床工学技士いる病院少数
日本臨床工学技士会の川崎忠行会長

2003.11.3 日経朝刊

「臨床工学技士」は、医療機器の保守・管理や操作を行う専門職として1987年に新設された国家資格。


ヒトES細胞 臨床へ安全確保 月内にも提供開始
理研:ウイルス感染防ぎ培養 京大:移植の拒絶反応を抑制
倫理面でも課題 クローン胚巡りルール作り難航

2003.11.3 日経朝刊

再生医療の切り札とされるヒト胚性幹細胞(ES細胞)の提供が始まる。ES細胞は体内のあらゆる臓器や組織の細胞に成長する力を持つ細胞で、「万能細胞」とも呼ばれる。


医療機器産業で意見交換

2003.11.1 日経朝刊

経済産業省と厚生労働省は31日、医療機器産業の振興や医療の情報化などに関して意見交換会を開いた。


ナノ粒子製造装置を外販 ホソカワミクロン
1台5000万−5億円 医薬・化粧品メーカーに

2003.11.1 日経朝刊

遠心力を使って機械的に物質をナノレベルの粒子に生成、複合するため常温製造が可能。


DVD応用してタンパク質検出 三菱化学メディア

2003.11.1 日経朝刊

DVDを応用し、微量のたんぱく質を検出する「たんぱく質チップ」用基板を開発。


空気圧マッサージで死亡 「器具に欠陥」2遺族が提訴

2003.11.1 日経朝刊

2001年、特殊ジャケットに空気を送り込む方式のマッサージ器を着用中に胸を圧迫されて窒息死した。


NIHS / DMD / isama@nihs.go.jp