新聞の見出しから - 2004/10 Up DMD NIHS

骨盤、手に取るよう

2004.10.31 日経朝刊

慶応大病院整形外科は、人工股関節置換手術に手術用ナビゲーションシステムを導入した。コンピュータ断層撮影装置(CT)で事前に撮影した画像と、手術台に横たわった状態での骨盤の位置や股関節の角度などを赤外線感知カメラで撮影した画像とを合成した。医療用ドリルで削った骨の形や微妙に動く患者の体位も、リアルタイムで確認できる。


処分しやすい繊維で作った布団
西川リビング

2004.10.29 日経朝刊

綿に東レが開発したポリ乳酸繊維「エコディア」を使った。トウモロコシを由来とした繊維で、燃やしても発生する二酸化炭素が少なく、土中に埋めると微生物が水と二酸化炭素に分解するなど、環境負荷が少ない。


長持ちする人工股関節
東大グループ開発

2004.10.25 日経朝刊

従来品は10年程度で関節がゆるんで痛みを伴い、取り換え手術が必要だった。新型関節は最低でも20〜30年は使える。人工関節がすり減ると材料の粉が飛び散り、骨が破壊される。研究チームは体によくなじみ骨の破壊を引き起こしにくい材料を関節面に使った。


がんと向き合う 早期発見しやすく
検査に新手法 精度がアップ

2004.10.24 日経朝刊

がんは早い段階で発見すれば、治療によって治る時代になった。近年、陽電子放射断層撮影装置(PET)など画像診断技術が進歩した。幾つもの検査を組み合わせて多角的に診断する施設も現れた。


がん、1ミリ以下も発見 理研
特殊光活用の装置開発

2004.10.22 日経朝刊

装置はレーザー光をがん細胞などに照射したときに発生する「ラマン散乱光」と呼ばれる特殊な光を検出。これを分析すると、分子の種類を判別できる。


画像診断装置で提携 三菱商事・GE横河
病院の共同施設、建設支援 資金調達・保守管理も

2004.10.15 日経朝刊

地域の複数の病院が共同で設立する画像診断センターの設立を支援する。


心電図、運動中も計測
原田電子工業 来年度に実証実験

2004.10.13 日経朝刊

計測器は親指大の大きさで、重量は20グラム。電池で稼動し、胸にはり付けて使用する。1時間に1度、心電図をとり、無線で携帯式受信機にデータを送信。受信機と接続した携帯電話でデータセンターに転送する。データは医師が分析し、異常があれば連絡する。


新生児の脳全体を測定
日立基礎研など 発達解明に道

2004.10.11 日経朝刊

ヘルメット型の器具を新生児の頭にかぶせ、「光トポグラフィ」と呼ぶ計測装置につないで脳内の53ヵ所の血流をきめ細かく観察する。


人工視覚システム試作
阪大 カメラ映像、網膜に送信

2004.10.11 日経朝刊

頭部に装着したカメラの映像を電気信号にして網膜に付けた電極に送ることで視覚機能を取り戻す。


手術後の臓器や筋肉 ナノテクで癒着防止
帝人が薄型フィルム

2004.10.11 日経朝刊

ナノテクノロジーを応用し、従来普及品より薄く丈夫にしたため、手足の細かい筋肉や複雑な臓器にも使えるようになった。新フィルムは生分解性樹脂製で厚さは10マイクロメートル。片面がハチの巣状の構造をしている。


ES細胞の成長、特定臓器に誘導 国立医薬品食品衛生研
遺伝子組み込み高確率 再生医療に弾み

2004.10.11 日経朝刊

様々な臓器や組織に成長する能力を持つ「胚性幹細胞」(ES細胞)の成長過程を制御し、特定の臓器などへ誘導する新技術を開発した。アデノウイルスというウイルスを改良し、感染しやすくして成功率を高めた。


小型・よく曲がる 「日本人向け」人工膝関節
米J&Jグループが開発

2004.10.11 日経朝刊

小型で屈曲率が高い人工膝関節を開発した。日本人の体格や、床に座ることが多い生活スタイルに考慮した。金属接合部を小型化、手術時に温存できる骨の量を増やし、術後の回復を早めた。複雑な動きに対応できるよう、関節の接合部には可動式ベアリングを採用した。


医の近未来(4) 体のスケルトン
骨格解析、リハビリ支援

2004.10.9 日経夕刊

三次元計測で取り込んだ体の動きと、コンピューター断層撮影装置(CT)などであらかじめ撮影した骨を重ね合わせて、半透明人間を合成する。大たい骨やひざ関節の骨が触れ合う様子も手に取るように分かる。


医の近未来(4) リアル人体模型
忠実再現 呼吸も不整脈も

2004.10.8 日経夕刊

心臓の音や脈拍まで忠実に再現する胴体模型。


高機能材、安価で合成 三井化が新型触媒開発
汎用樹脂原料 人工骨などに

2004.10.8 日経朝刊

新触媒は金属の周りに「フェノキシイミン」という有機物がくっついた構造。原料分子をナノレベルで制御できるほか、エチレンやプロピレンなど混ざりにくい素材同士を分子レベルで結びつける働きがある。


医の近未来(3) 体内探検
遺伝子「実感」、新薬に生かす

2004.10.7 日経夕刊

細胞内を拡大して投影する没入型ディスプレー。


医の近未来(2) カプセル内視鏡
飲み薬感覚、負担少なく

2004.10.6 日経夕刊

長さ2.6センチ、幅1.1センチのプラスチック製カプセルにカメラや電池を収めた。水と一緒に飲み込み、小腸の内壁などおよそ5万5千カットを撮影、約8時間後に便と一緒に排せつされ、原則使い切り。撮影画像は受信者の腹に取り付けた小型受信機に送られる。


医の近未来(1) バーチャル手術
ロボットアームで腕磨く

2004.10.5 日経夕刊

ロボットアームを操作してCG臓器で外科手術を訓練できる仮想現実感装置が完成した。


数値見やすい血圧計 松下電工

2004.10.5 日経朝刊

最高血圧値、最低血圧値、脈拍数などの表示に大型液晶を採用した。


骨折治療ボルト 安全に抜く電動工具
ベストメディカルが開発

2004.10.5 日経朝刊

治療過程で骨がボルトに密着し、抜き取り時にボルトが破損して抜けなくなる事故を防ぐ。


画像解析で乳がんリスク予測 岐阜大新手法

2004.10.4 日経朝刊

乳房のエックス線画像から将来乳がんになるリスクを予測する手法を考案した。乳腺密度で調べる方法で、密度が高い人は発症リスクが3-4倍高まる可能性がある。


人工呼吸器の自主改修開始 米国製輸入会社

2004.10.4 朝日朝刊

米国製人工呼吸器に不具合が出る恐れがあるとして、医療用具輸入販売会社パシフィックメディコが部品交換などの自主改修を始めた。


呼吸器装着ミスで死亡
菊名記念病院 業過致死の疑いも

2004.10.2 日経夕刊

人工呼吸器に酸素を送るチューブを誤って接続し、13分間酸素が送られなかった。人工呼吸器を装着した直後に酸素の圧力の異常を知らせる警報が鳴ったが、患者が自力呼吸しているので圧力に異常が出たと誤解、そのままにしていた。


血液1滴で病気自動診断 東芝が遺伝子検査装置
小型化、時間も短縮

2004.10.1 日経朝刊

装置は小型の電子レンジ程度の大きさ。検査用カセットに患者の血液を1滴たらして本体に装着すると、血液にごく微量含まれる10〜100種類の遺伝子を自動的に増やし、5〜6時間で解析する。


微細チップの量産技術
リッチェルなど 射出成型でコスト減

2004.10.1 日経朝刊

バイオテクノロジーなどに用いられる微細チップの量産技術を開発した。


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