新聞の見出しから - 2005/12 Up DMD NIHS

ヒトES細胞存在せず 黄教授2005年論文で結論 ソウル大調査委

2005.12.30 日経朝刊

韓国の黄ソウル大学教授のヒト胚性幹細胞(ES細胞)研究の真偽を検証中の同大調査委員会は、患者の皮膚細胞からクローン技術で作製したとするヒトES細胞は全く存在しなかったと発表した。


重かった「世界一」待望論 韓国メディア「ヒトES細胞存在せず」 国民の期待加熱 黄教授に圧迫感

2005.12.27 日経朝刊

韓国メディアは、黄教授が米科学誌で作製した発表したヒトES細胞について、ソウル大学調査委員会が存在しなかったと結論付けたと報じた。


ヒトES細胞「存在せず」 ソウル大調査委結論と報道

2005.12.26 日経夕刊

ソウル大調査委員会は、黄教授が今年5月に論文で発表した、患者の皮膚細胞からクローン技術でつくったヒトES細胞は存在しなかったとの結論を下した。


クローン偏重見直し課題 揺れる韓国の再生医療研究 体性幹細胞 黄氏の疑惑 影響を懸念

2005.12.26 日経朝刊

クローン技術で作る胚性幹細胞(ES細胞)を中心に進んできた韓国の再生医療は、研究体制の見直しを迫られる。今回の騒動で韓国の再生医療は、体制幹細胞など全体にバランスのとれた研究体制へと移行せざるを得ない。


高速粒子でがん攻撃 巨大加速器、先進医療で活躍 痛み・副作用抑え 初期治療で脚光

2005.12.25 日経朝刊

粒子線治療と呼ぶ最先端のがん治療が、手術に代わって初期のがん退治で脚光を浴び始めた。


心臓病とたたかう 「薬剤ステント」使用9割 「実力病院」日経・日経メディカル調査[内科治療法編] 再狭窄防止に威力 患者の負担軽減で格差 カテーテル手首に挿入:実施ない施設も 虚血性心疾患:PCI治療が主流に

2005.12.25 日経朝刊

心筋梗塞など虚血性心疾患の治療は、経皮的冠動脈形成術(PCI)が中心。再び血管が狭くなるのを防ぐとして、昨年保険適用となった「薬剤溶出ステント」を使用した施設が9割を超えた。


黄教授論文「ねつ造」 ES細胞疑惑 ソウル大調査委報告

2005.12.24 日経朝刊

患者の皮膚細胞からクローン技術でヒトES細胞をつくったとするサイエンス誌に掲載された論文は「捏造」とする中間調査結果を発表した。


韓国「技術立国」構想に打撃 ES細胞論文「ねつ造」 バイオ研究、停滞必至 支援大幅見直し 失望感広がる 一流科学誌も傷深く チェック能力弱さ露呈

2005.12.24 日経朝刊

黄教授の研究を軸に再生医療分野やバイオ産業を育成し、科学技術立国を目指してきた韓国政府の戦略も軌道修正を余儀なくされる。


ワサビ成分 ウイルス活動抑制 レンゴー、空調に応用へ

2005.12.23 日経朝刊

ワサビに含まれるアリルカラシ油に、重症急性呼吸器症候群(SARS)の病原体であるコロナウイルスやインフルエンザウイルスの活動を抑制する効果があることを確認した。今後、エアコンや空気清浄機向けにアリルカラシ油を使った製品を開発する。


電流で曲がるシート状駆動装置 日立、印刷で製造可能に ロボットや医療に応用

2005.12.23 日経朝刊

印刷で簡単に大量生産できるシート状の小型アクチュエーター(駆動装置)を開発した。電気を流さないと平らなままだが、数十ボルトの電圧を加えると、材料が膨張する作用によって曲がる。血管や臓器を傷つけないように避けて患部だけを取り除きやすい内視鏡を作ることが可能になる。


カテーテルに不具合

2005.12.22 日経朝刊

フクダ電子は血管造影用カテーテルに不具合が見つかり、重い健康被害が起きる恐れがあるとして、自主回収を始めた。今のところ患者に被害は起きていない。


花粉の付着抑えるウエア ミズノ

2005.12.22 日経朝刊

東レの花粉付着制御素材「アンチポラン」を使用した。表面に凸凹が少ないために花粉が付着しにくく、糸と糸のすき間が小さい高密度織物なので、繊維の間に花粉が入り込むのを防ぐ。裏地には静電気の発生を防止する素材を使用して、ウエアの帯電を抑えることで、花粉が服地に付着するのを防止する効果を高めた。


防水機能備えた携帯型心電計 フクダ電子、病院に販売

2005.12.21 日経朝刊

装着したまま入浴もできる。不整脈などの疑いがある患者を対象に、病院で装着して貸し出す。翌日に機器を回収、丸一日のデータを分析する。病院で取る安静時の心電図では、異常の発見が難しい患者に使う。


血栓 超音波で破壊 帝京大など コスト10分の1

2005.12.19 日経朝刊

超音波で血管内の血の塊(血栓)を壊す、脳梗塞や心筋梗塞の新しい治療法を開発した。カテーテルなどを使う治療法に比べ、医療装置の価格を10分の1以下に抑えられる。診断と治療を同時に実施することも可能になる。


科学論文、揺らぐ信頼 韓国ES細胞ねつ造疑惑 成果主義・分業化も一因

2005.12.19 日経朝刊

ここ数年、研究の不正疑惑が相次いでいる。不正を犯す背景には論文の質から量を重視する成果主義が一因との見方ががある。


ES細胞韓国大揺れ 黄教授が捏造疑惑否定 論文は撤回 再生医療研究停滞も

2005.12.17 日経朝刊

捏造疑惑が出ているのは、黄教授らが患者の皮膚細胞からクローン技術でヒト胚性幹細胞(ES細胞)をつくることに成功したという内容の研究論文。教授自身が捏造疑惑を否定したが、問題の研究論文については「写真に人為的誤りがあった」とし、撤回すると表明した。将来の再生医療応用への期待が高いクローンES研究が停滞する可能性も出てきた。


「心臓機能・血圧」24時間計測 金沢大 携帯機器試作 生活習慣病改善に一役

2005.12.16 日経朝刊

金沢大のグループが、血圧と心臓の機能を連続計測できる携帯機器を試作した。測定データを外部から医療機関などに無線伝送することもできる。心臓病や高血圧など生活習慣病の患者の状態を一日を通して調べられ、正確な診断や病状管理に役立つ。


コンタクト定期検査 全額自己負担に 来春から、厚労省方針

2005.12.15 日経朝刊

厚生労働省はコンタクトレンズを使う人が眼科で受ける定期検査を健康保険の給付対象からはずす方針を明らかにした。コンタクトレンズの使用で角膜に傷が付くなど目に障害が出る例も多く、厚労省は眼科医で定期的に目の状態や視力の検査を受けるよう呼びかけている。


EU、新化学物質規制合意 日本企業も管理負担 07年にも施行 製品開発に影響 「安全性の評価」義務に 多様な物質の管理も

2005.12.14 日経朝刊

EU内で生産・輸入される約3万種類の化学物質について、企業に化学物質の登録や安全性評価などを義務付ける内容で、2007年にも施行される。新規制の名称は「REACH(リーチ)」で、これに先立ち電気・情報機器に使う化学物質を規制する「RoHS(ローズ)」が来年7月から実施される。RoHSの規制対象は鉛、水銀など6物質だが、新規制は溶剤や洗剤、繊維、部品などEUで流通する全製品に含まれる化学物質が対象になる見込み。


検温時間30秒に短縮 テルモ

2005.12.13 日経朝刊

計測技術を改良し、検温時間を従来の3分の1(平均30秒)に短縮した婦人体温計を販売する。


植物系樹脂採用広がる 電機・情報機器 リコーやNTTドコモなど 普及へ新組織も

2005.12.13 日経朝刊

トウモロコシなどの植物を原料とする「ポリ乳酸」とから作る樹脂の利用が拡大している。石油系樹脂を使う場合より二酸化炭素排出量が減り、土の中で分解する生分解性も備える。


石綿含有、医薬品など115製品 厚労省調べ

2005.12.10 日経朝刊

歯科用包帯剤の2社2製品と歯科用鋳造器の2社2製品で石綿放出の可能性があったが、これまでに健康被害の報告例はない。いずれも製造と販売は既に中止されている。


体に優しいシート生地 三菱自、セーレンと共同開発 化学物質使用抑える

2005.12.10 日経朝刊

繊維製品の国際安全規格「エコテックス100」の認証を日本の自動車メーカーで初めて取得した。シート生地の素材を改良して、樹脂や難燃剤を使わず、大幅に化学物質の使用を抑えた。


医療機器卸21社 共同仕入れ会社 八神製作所など設立 業界再編 第3の受け皿

2005.12.8 日経朝刊

医療機器卸2位の八神製作所を中心とする業界21社は、医療機器・材料をメーカーから共同仕入れする新会社「日本メディカルアライアンス」を設立した。


万能細胞 ES・体細胞を融合 京大が計画 拒絶反応、解消も

2005.12.5 日経朝刊

リンパ球や脾臓などから採取した人間の体細胞と、ヒトES細胞とを電気刺激で融合する。2001年にマウスで作製に成功し、この融合細胞はあらゆる組織や臓器に成長させられる。


ES細胞規制の緩和検討

2005.12.5 日経朝刊

文部科学省の専門委員会は、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)から、卵子や精子を作ることを禁じた現行の規制の緩和を検討する。ヒトES細胞から卵子を作ることができるようになれば、再生医療に有力な「ヒトクローン胚」を作る際、女性ボランティアや不妊治療患者から卵子をもらわずにすむ。


カテーテル自主回収

2005.12.3 日経夕刊

朝日インテックは、患部に造影剤を注入するときなどに使う「マイクロカテーテルIII」を自主回収する。先端部分の被膜樹脂に強度不足で亀裂や剥離が発生し、血流閉塞などを招く可能性がある。


がん診断DNAチップで 東レ、検出感度100倍 低コスト量産へ 研究用から医療現場に 潜在市場規模は1000億円 新規参入相次ぐ

2005.12.3 日経朝刊

DNAチップはがんなど様々な病気の有力な診断器具として期待されている。各社とも今後、高感度化と低コスト化への対応を一段と加速する。


肝がん治療の医療機器 再び保険を適用へ 厚労省方針来月にも

2005.12.2 日経朝刊

肝がんの治療法として普及しながら、今年9月に公的医療保険の適用を取り消されたラジオ波焼しゃく療法の医療機器について、再び承認する。


陽子線治療装置 三菱電機と研究 静岡がんセンター

2005.12.2 日経朝刊

エックス線などを使う一般的な放射線治療に比べ、効果が高い半面、時間とコストがかかる陽子線治療の弱点を克服する。


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