令和3年度医療研究開発推進事業費補助金/医薬品等規制調和・評価研究事業 医療機器の安全性・有効性評価における非臨床試験の高度化に関する研究 分担課題「疾患動物を利用した医療機器の安全性・有効性評価の 基本的考え方の策定に関する研究」

本ページは、 AMED医薬品等規制調和・評価研究事業の研究成果公開ページです。

 末期疾患のコンパニオンアニマルを用いたヒト用医療製品の安全性・有効性評価に係る試験研究は最先端製品の効果を確認する、First-in-Human前の試験として非常に有益な手法の一つになり得る。オーナーにとっては獣医師が行う治療であり、費用も企業が支出するため、動物愛護団体も受入可能なシステムである。医薬分野における研究は米国が先行しているが、医療機器分野への応用実績を有する国は日本のみである。そこで本課題では、最先端の非臨床試験の手法を世界に先駆けて構築する一環として、研究開発分担者が別途実施する「イヌに自然発症する疾患」及び「ヒト/イヌ間の組織相同性」に関する情報を共有した上で、疾患動物を用いた医療機器の安全性・有効性評価の基本的考え方を策定した。


令和3年度 成果物


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