インプラント・データシステムの活動

　下記の説明は、第25回 日本バイオマテリアル学会大会(2003/12/16)のシンポジウム「標準化とバイオマテリアル」(座長：堤 定美 京都大学教授、土屋 利江 療品部長)での発表に用いたスライド原稿です。
　スライドのみで解説は付けてありませんが、インプラント・データシステムをご理解戴く上で役立つと考え、掲載するものです。

インプラント・データシステムの活動 (PDF形式, 400KB)

先端技術のチェックシステム
−インプラント・データシステムを例にして−

　下記の文章は、「眼科の最先端」（先端医療技術研究所)、p. 209-214　(1999) に掲載したものですが、インプラント・データシステムをご理解戴く上で役立つと考え、掲載するものです。記載事実がやや古いこと、版権を考慮してかろうじて読める程度の解像度にしてあること、を御容赦下さい。閲覧のみで、印刷はできないようにしてあります。

• 　「事前評価は確かに重要であるが、承認前の評価に極度に慎重になれば、長期インプラント用具の開発はほとんど不可能になってしまう。従って、ある程度の不確かさは許容せざるを得ないことになる。ただ、そのためには適切な市販後調査を組織的に実施する必要がある。事後評価が適切に実施されなければ、有用な医療用具を正当な理由なく葬ったり、逆に、患者に不適切なリスクを負わせる危険性がある。どちらも社会的コストとなって跳ね返ることになる。そこで、適切なチェックシステムが望まれるわけである。
  　ここでは、事後評価として現在行われている制度と、これから完成を目指しているシステムについて述べる。従って、基本的に医療用具全般の話題となるが、眼科医療用具についての独自の活動についても紹介する。」

先端技術のチェックシステム (低解像度画像PDF形式, 220KB)