平成13年度第4回ISO/TC194国内委員会議事録
日時:2002年2月20日(火)14:00 - 17:30
場所:日本医療器材工業会・会議室
出席者:中村、大橋、黒沢、林、上野、名本、米山、田中、佐藤、土屋、坂口、山本、神崎、諏訪、小泉、古賀(厚生労働省)、上田慶二(医薬品機構)なお、古賀、上田両氏は初めての参加であった。
議事
1.自己紹介
2.国内委員会の歴史、内規、運営のブリーフィング
3.医療用具臨床試験に関するDIS 14155-1 and -2への日本の対応方針について
3月11日からのTC194ベルリン会議において本DISが修正された上でFDIS(Final Draft International Standard)となる見込みであるが、他方、日本では薬事法改正が目前に迫っており、これに伴って医療用具GCPを省令とする(法制化)ことが厚生労働省の既定の路線となっている。従って、ISO Standardができるだけ日本が受け入れられるようなものになることが望ましい。ベルリン会議でのWG4には、厚労省から古賀氏、厚労省・医療用具GCP研究班長の上田先生、産業界から国内委員の上野氏が出席し必要な主張をするが、そのための理解とある程度のコンセンサスを得るべく以下のような討議を行った:
これらを受けて種々の議論があったが、日本としては、(1)できる限りICH/GCPにISOを近づける方向で会議に臨むことを基本方針とすること;(2)各条についての対応は、現地での担当委員(上田、古賀、上野)を主としたチームで相談して決定することとした。また、会議前、会議中にできるだけ情報を集めて対応することとした。
4.ベルリン会議(3.11 - 3.15)への参加者の確認
参加者は以下のように決定した:土屋(リーダー)、中村、上野、黒沢、坂口、上田(医薬品機構)、古賀(厚労省)、鈴木(審査センター)
5.WG4以外のWGへの対応方針が各登録専門家(nominated expert)から説明された。
6.TC194総会の報告会について:報告会を開くべきであるとの意見がだされた。会議後に開催の方向で検討することとなった。
次回国内委員会:未定。