平成15年度第1回ISO/TC194国内委員会議事録
日時:2003年5月14日午後2時〜4時半
場所:医器工会議室
参加者:中村、土屋、鈴木、中井、名本、柚木、神崎、大橋、山本、中田、小泉、米山、小林、黒澤、田中、古本、中橋、橋本、坂口、佐藤
議事
1.国内委員会再編について
事前に送付した新しい体制案について討議した結果、以下が了承された。
@執行体制:委員長、土屋利江;副委員長(セクリタリー)、中村晃忠;幹事、古本正男;会計、坂口圭介
A委員の追加・辞任:武田委員、野尻委員の辞任を承認;追加委員は提案通りで承認。なお、ACCJ連絡担当委員1名、血液適合性評価専門家1名、試験機関からの1名は折衝中であるが、執行部に一任することで承認した。
B特別作業部会:以下の作業部会(WG)を設けること、部会長および委員を承認した。なお。特別作業部会委員は、国内委員とは別に、逐次追加することで了解を得た。
特別作業部会 | 部会長 | 委員 | 対応ISO/WG |
ア)残留EO許容値 | 中橋敬輔 | 中村、神崎、名本、土屋、鈴木、諏訪、古本 | WG11 |
イ)原材料記載要領 | 中村晃忠 | 土屋、鈴木、石川、山本、中田、小泉、小林 | WG14 |
ウ)動物愛護 | 黒澤 努 | 今井弘一 | WG3 |
エ)全身毒性 | 坂口圭介 | 高島、橋本、(今井清) | WG7 |
なお、イ)ついては、第1回会議を5月29日午後2時から医器工会議室で行うことを決定した。
C各ISO/WGのnominated expert (N.E.)の変更:以下のように、各WG毎に2人ずつの体制とすることを承認した。
Nominated Expert | 正 | 副 |
WG1 | 土屋 | 鈴木 |
WG2 | 柚木 | 小林 |
WG3 | 黒澤 | 今井弘一 |
WG4 | 上野 | (厚労省) |
WG5 | 土屋 | 田中 |
WG6 | 田中 | 松岡 |
WG7 | 坂口 | 高島 |
WG8 | 金沢 | 五十嵐 |
WG9 | 森 | 橋本 |
WG10 | 佐藤 | 米山 |
WG11 | 中橋 | 諏訪 |
WG12 | 土屋 | 鈴木 |
WG13 | 中村 | |
WG14 | 岸田 | 小林 |
WG15 | 土屋 | 中村 |
なお、WG4には厚労省からの推薦を要請中。WG13は当面一人体制とする。
2.TC194アレキサンドリア会議以後の情報について
黒澤委員から、WG3の動向について説明があった。また、国内委員会ホームページで公開したWDに対するコメントの紹介があった。
中村から、WG15 core group meetingの議事録コピーが配布された。
3.新しい委員会の事務処理体制を以下の通りに再確認した。
WD, CDへの対応:
Convener and/or WG事務局から文書を受け取ったら、必ず、MLを通じて全員へ転送すること。
中村は、それを自分のPCに保存する。
必要に応じて、特別作業部会あるいは国内委員会、ML会議などで審議する。
NEは当該案件に関する内容審議をリードし、コメントをまとめる。CD投票への態度は国内委員会で決定する。
投票事務は中村がサポートする。
DIS, FDISへの対応:
DIS, FDISは中村が自分のPCに保存すると共に、全員に配布する。
国内委員会で審議する。
委員長が決断する。
投票事務は中村がサポートする。
TC194事務局(DIN)との連絡:
中村が日本のTAG事務局であることを明確にして、連絡を行う。委員長に逐次報告する。
各WG事務局との連絡:
NEが行う。必要に応じて、中村および土屋に連絡する。
諏訪委員、古本委員には、現状の役割を継続していただく。
4.中村から、前回委員会以後の投票行動についての報告と要請があった。以下が了承された。
FDIS 10993-1(dead line: 5/13):反対投票した。
DIS 10993-18 (dead line: 6/16):5月中にコメントをMLを通じて中村へ送ること;それを勘案して新委員長と相談の上で、態度決定を行い、ML上で再度確認した後、投票することとする。
5.古本委員から、”Animal tissues in medical devices” に関するEN 12442のISO化の受け皿TCについて、経済産業省から問い合わせがあった旨の報告があった。本委員会としては、TC194とTC198のJoint WGで取り扱うのが妥当だと考えるとの結論を得た。古本委員は、その結論を経産省に伝えた。
6.次回国内委員会を、7月25日(金)に開催することとした。
7.中村・旧委員長および土屋・新委員長から、それぞれ挨拶があった。
以上