平成30年度 第1回TC 194国内委員会議事録

日時:平成30年 5月24日(木)14:00 -16:25
場所:ホテル機山館 会議室
出席者(敬称略、着席順):
蓜島(委員長)、中岡(事務局長)、坂口(副委員長)、平井、伊藤、加藤、金澤、宮島、黒澤、名本、藤井、城倉、森、村上、橋本、米山、高島、吉原、畑中、谷川、勝田、山影、石川)
オブザーバー:
穴原(PMDA)、野村(国立衛研)、森下(国立衛研)、鈴木(東北大学)、伊藤(MT JAPAN)、近藤(MT JAPAN国際規格委員会委員長)、松永(CL協会)遠藤(PMDA)

議事

 冒頭の委員長挨拶後、新任委員候補2名(穴原、野村)の紹介があり、満場一致でその就任が承認されるとともに、穴原氏には全体のカバーを、野村氏にはWG 12, 14エキスパートをお願いすることも承認された。リエゾンであるコンタクトレンズ協会からは、今年度より松見委員の後任として松永氏を委員としたい旨、連絡があったことが紹介され、満場一致で承認された。また、森下氏に関しては、本年4月1日付けで学術振興会ポスドクからAMEDリサーチレジデントに異動したが、引き続きオブザーバーとして受け入れることも承認された。

1.デルフト会議兼WG状況報告(報告詳細は、資料を確認のこと)

  1. WG 8(加藤委員:資料1

    質疑    
  2. WG 11(平井委員:資料2

    質疑
  3. WG 12(金澤委員:資料3

    質疑
  4. WG 14(中岡事務局長:資料4

    質疑

2. WG状況報告

  1. WG 1(坂口副委員長)
     現在FDISとなっているPart 1は成立が見込まれ(見込み通り成立すれば)、しばらく活動は休止することになる。
     #FDISに関しては最終確認が行われ、“approval”で投票することとなった。

  2. WG 2(吉原委員)
     現在、DISとしてPart 9及び15が投票期間に入っている。いずれの文書もCD段階から大きな変更はされていないと思われるので、再度、内容を精査し、そのことが確認できれば、CD投票時の方針通り、賛成で差し支えないと考えている。また、生体内分解吸収性材料に関する文書(TS 37137-1、TR 37137-2)に関しても、引き続き内容を精査し、今後の対応を提案したい。

  3. WG 3(黒澤委員)
     前回国内委員会で報告した通り、我が国でも実験動物の取り扱いに関するガイダンスが環境省より発行された。その内容をPart 2にも入れ込むべく検討を行っているが、上記ガイダンスの内容が不十分な可能性も指摘されている。このガイダンスに関しては、関連するWorkshopが実験動物学会等で行われるので、情報収集を行い、Part 2改定案作成に利用したいと考えている。
     一方、上記ガイダンスだけでなく、本体となる動物愛護法の改正も必要だと考えるが、大幅な改正は難しいと考えられているようである。但し、動物愛護団体からは、動物愛護法から除外されている実験動物や畜産動物に関して届出制にするよう、動物愛護団体から要求される可能性が出てきている。

    質疑  
  4. WG 4(藤井委員)
     資料を元に、活動状況が報告された。なお、日本が事前に準備していた内容はほぼ全て受け入れられていることも紹介された。また、Annex Aに記載されている統計学的懸念事項を別のAnnexとすることを我が国が提案していたが、却って議論を引き起こす懸念があること、現在の記載は推奨事項扱いであることから現状維持を受け入れることとした。

  5. WG 5(山影委員)
     特に報告事項はない。

  6. WG 6(橋本委員)
     Part 3改定のための原案が回覧されてくる予定だったが、まだ回覧されていない。回覧されれば、MLで委員会に回覧させていただく。

  7. WG 7(坂口副委員長)
     特に報告事項はない。

  8. WG 9(谷川委員)
     特に報告事項はない。

  9. WG 10(勝田委員)
     特に報告事項はない。

  10. WG 13(中岡事務局長)
     特に報告事項はない。

  11. WG 15(蓜島委員長)
     特に報告事項はない。

  12. WG 16(蓜島委員長)
     発行のための投票が終了した「発熱性」の文書であるが、未だに動きがない。

  13. WG 17(宮島委員)
     特に報告事項はない。

  14. SC 1(中岡事務局長)
     医療機器に利用する組織由来製品(コラーゲン等)の安全性に関するリスクマネジメント文書のPart 1のCD投票が実施され、反対票がなかったことから正式にDISに登録されることとなった。

3. 投票案件報告(中岡事務局長)

 配布資料を元に、これまで実施した投票とその結果が紹介された。また、今後の投票案件としてFDIS 10993-1、DIS 10993-9、DIS 10993-15があり、FDISは先の決議通り賛成投票を行うこと、DIS2件は6月末を目処にMLでコメントを寄せてもらうこと、また主査にその取りまとめを行ってもらうことが確認された。

4. 国内ガイダンス改定準備作業班、JIS T0993-1改正各種委員会、医機連WGの活動状況について

5. その他

6.次回日程

 12月にベルリンで総会があることから、9月末から10月初めを目処に改めて日程調整を行う。

以上